Take it easy.

とりあえず,肩の力を抜け.

先にTwitterで呟いたけども、実家で飼っていた犬が、本日の午後8時ちょっと前に亡くなったそうだ。
母からの電話を妻が取り、メールがあったので、オケの練習後に実家に電話をした。
このブログでも、年末年始に泥酔した自分に絡まれているところを紹介していた、あの犬。


犬でも享年ていうのかな?19歳のはず。


元々が、捨て犬。
1994年の3月。父親の勤務先だった消防署の前を通る国道の、中央分離帯にダンボールに入れらていたらしい。
父から連絡をもらった、母と弟が取りに行き、そのまま飼うことに決定。
消防署で拾ったので、救急車から音をもらって、「キュウ」と命名。
その前年にも、迷い犬拾ってしばらく飼っていた経緯もあり、家族みんな犬飼いたかったんだと思う。ちなみに、その迷い犬は飼い主さんすぐに見つかりました。


柴犬っぽい雑種なんだけども、なんか川上犬っぽい。。。などという説もあったり。


自分は、4月から大学のために一人暮らしすることになっていたので、実際あんまりキュウと一緒に過ごしていないんだけども、上京の前には一緒に散歩に行ったり。
最初は怯えていたのか、両耳も垂れてしまって、尻尾も丸まっていた。でも実家に電話をしたりすると、耳が立ったり尻尾が立派になったりと話を聞いていた。
実際、ずいぶん立派になったなー。なんて思ったりもした。


もうずいぶん老犬だったので、いつか来るだろうと思っていたけども。
一昨年の年末年始に実家に帰った時には、足腰が少し弱ったのと、目が悪くなってしまっていた。
で、昨年(この間)の年末年始では、もう歩くことも出来ず、トイレに行くにも父に抱っこされて行っている状態だった。
でも、たまに吠えたり、ご飯も食べたりしていた。
先週、母から電話があり、ご飯も食べられず、もう近いだろうと。
今日は、昼間は寝ていても鳴いたりしていたらしいけど、夜に「あれっ?」と思ったら、亡くなっていたとのこと。
父と母の近くで最期を迎えられたのは、彼にとっても家族にとっても幸せだったかな。
19年。大往生だね。


近所でも評判の良い子。色々な思い出をくれた子でした。一度、ここにも遊びに来たしね。
今は、ゆっくりと眠っていいよ。というのと、また元気に駆け回れよ。という気持ち。ありがとう。



弟が携帯で取った、成犬の頃の一枚。
写真嫌いのキュウだったけど、奇跡的にうまく取れた写真。
こんなにいい写真は、これ一枚らしい。