Take it easy.

とりあえず,肩の力を抜け.

入院&手術(退院済み)

11月15日から18日まで4日間、入院して手術してきた。
右膝の半月板の手術。10月に予約してきた手術です。
備忘も兼ねて、まとめ。

  • 11月15日
  • 11時半

前日、自宅留守電に鬼のように留守録が入っていて、何かと思ったら、入院の時間を変えてほしいとのこと。承諾。
んで、11時半に病院へ。
預り金の手続きを済ませて、あれよあれよと病棟へ。
通りかかりの看護師さんに突然声をかけられ、そのまま病室へ行って、着替え、採血、点滴。
そのままベッドに横たわり、空腹に耐え忍び、手術を待つ。

  • 14時

自分の足で歩いて手術室に入るなんて初めてで、なんか身の引き締まる思い(笑)
手術を受けたのは、約17年ぶりだけど、手術室の設備が変わってるのに驚いた。いやそれは病院が違うからか。。

手術は関節内視鏡を使って、半月板の部分切除、縫合、血餅移植を行うという予定。
麻酔が「脊椎くも膜下ブロック」という、要は局所麻酔。麻酔後、下半身は痺れるような温かいような。胸から下に効いてるようで、アルコール綿で触られてもスースーするかどうかを確認される。

その後、尿道カテーテル挿入。違和感。初体験。

手術中は、意識があるので、先生他スタッフと会話しながら、内視鏡の画像を見ながら(!)なので、飽きずに2時間半過ごした。


膝の中は、水で常に洗い流されているので、まあキレイなもので。
まず分かったのは、外側の半月板は異常なし。靭帯も大丈夫。
すこし、O(オー)脚気味で、骨の形が変形しているのと、軟骨が傷ついているらしい。
そして、内側の半月板は、結構傷んでいたようで、縫合はできず。
断裂していた半月板を切除して、位置をもどして、血餅の移植まででした。

  • 16時半(?)

手術は終わり。
右脚は、装具(ニーブレース)で固定されてるまま。このまま数日すごすことに。
手術中は、麻酔の先生がずっとバイタルを見て、具合を気にされていて、効き具合と抜け具合を最後まで確認された。

病室に戻ってからも、バイタルチェックのため、酸素飽和度、心拍、血圧の自動測定器を付けられる。
看護師や先生から「すごく運動する人?アスリート?」とさかんに聞かれたのは、どうやら心拍がたまにゆっくりで、アスリートに多い心臓らしい。

上体を起こしたかったのだけど、勝手に起こすのはNGで、上体を起こすのにも、計画があるらしい。
結局いつ起こすのかわからぬまま、勝手に夜に起こしたけど(確認はした)。

  • 21時

ようやく、口から水分補給OK。ただ、お茶の入ったカップが遠くて、かなり難儀した(笑)
21時は消灯の時間でもあるけれど、同室のおじさんのいびきが凄いこと。。。どうやら呼吸系の疾患もあって、ますます大きいらしい。でも、3泊のうちに小さくなっていたのにまた驚き。
あと、同室の別のおじさんは、点滴を機械で落としてるようだけど、これのアラームがしょっちゅうなるのもまた。。

  • 11月16日

眠れない夜を過ごすこと、9時間。。。細切れに2時間くらいは眠れた。
深夜に点滴の針が抜け、朝には尿道のカテーテルも抜け。

念願の食事。34時間ぶりの食事!以降、食事が復活。

困ったことが一つ。
尿道カテーテルは抜けたものの、リハビリの開始(理学療法士の指導)までは、ベッド上から動けない。
となると、おしっこに困るのです。
尿瓶を渡されているものの、緊張してダメ。前の時も、入院期間が長くなって、慣れてくると平気だったのだけど。
結局、車いすで移動させてもらって、してきた。

そして、午後イチで、リハビリ。
松葉杖の訓練。まぁ、18年ぶりですが慣れたものですよ。と思っていたけど、結構疲れる。
この日は、室内、平地での訓練だけ。
でも、松葉杖を貸してもらって、すごく落ち着いた。
移動の自由があるってのは、素晴らしいことだ。

あとは、ベッドでダラダラ過ごす。たまに病棟を松葉杖でうろつく。

  • 11月17日

前日寝れなかったこともあり、めっちゃよく眠れた。
この日は、午前午後でリハビリ。
午前は、松葉杖で階段の移動と、屋外をうろうろ。だいぶ疲れた。
午後は、筋トレについて。
この筋トレ、膝を傷めた後から、自分でもやっていた。
で、今回、姿勢をしっかり教わったので、後日やってみたら全然違う。すごく効く。
ちゃんと教わるって、大事だな。
あと、腰を傷めそうといわれた。なぜ。。。気を付けよう。

夕食後、院内着が浴衣スタイルから作務衣スタイルにチェンジ。
膝を診てもらうから、浴衣だよなと思っていたら、先生の「ズボンはいていいわよ~」の一声で。
ズボンのほうが動けて楽。

  • 11月18日

もう、血圧も測ってもらえないくらいには、元気。
そのまま、11時過ぎに手続きをして退院。
脚が曲げられないので、服を着るのにかなり難儀した。


手術直後に思ったことは、入院期間中、というか今通っていても思うけど、たくさんの人にケアして貰えることが、ありがたい事この上ない。
今はまずは、早く日常に復帰すること。
そして、普通に生活して、また走れる脚に戻したい。

頑張ろう。