Take it easy.

とりあえず,肩の力を抜け.

沖縄旅行2011 四日目

4日目。
今日で帰る日。飛行機の時間までに、どうしても行きたい所がある。


まずは、朝ごはん。

ホテルの朝食で出た、キャロットジュース。ものすごい人参度。そのまま人参。


この日は台風9号も更に近づく。
レジャーボートの桟橋をクレーンで移動させてる。

大変だ。


ともあれ、ホテルをチェックアウトして、どうして行きたかった、泡盛工場へ移動。


瑞泉酒造株式会社。
来る前に調べたら、瑞泉が一番見ごたえがあるらしい。ということで。
なんと工場内も写真撮影可とのこと。えー(゜o゜;

はじめに、説明ビデオ鑑賞。その部屋にあった。

「一酔千日」の額。
いっすいせんにち。チョット飲んでひと酔いしただけで、千日も寝てしまう。それほど旨い酒。だって。
インディカ米と黒こうじ菌で造られる酒。泡盛
黒こうじ菌は、でんぷんを糖に変えるだけでなく、一緒にクエン酸も作り出して、それにより雑菌の繁殖が抑えられる。
だから、暖かい沖縄でもお酒の醸造が可能なんだって。へー。


残念ながら、前日に発酵タンクに仕込んだとのことで、蒸米、製麹は終わっていて機械も動いてなかった。。。


仕込みが終わると、次は熟成、貯蔵。
大部分のお酒の貯蔵は、別の場所でやってるけど、一部だけ、この工場でもやってる。

ずらりと並ぶ龜。
龜で熟成させることで、龜に含まれるミネラルが、様々な味を泡盛に与える。らしい。
金属タンクだと、一定の品質で作れる。龜はつくたびに違う味になるらしい。そこが面白いんだろうな。
瑞泉酒造は、1887年創業なのでもう創業124年。でも、ここにある古酒は長くても40年ものくらい。
なんでかと思ったら、戦争で失われたため。。。


古酒は失われたけど、1998年に東京大学で戦前に瑞泉で使わていた黒麹菌が発見されて、今はその黒麹菌も使ってるとのこと。
また歴史を積み上げて行って欲しい。



黒こうじ。

タイ米。インディカ米。

見学の後は、当然試飲タイムなわけですが、、、レンタカーの運転がるので飲めない。。。ツライ。

原酒。
水で割ってアルコール度数を調整する前の龜からだしてそのまま。酒税の都合で、泡盛は名乗れない。

蔵出古酒。
200本限定。終わる度に、新しい龜からまた200本出すので、その度に違う味だって。うぅ。飲みたい。

おみやげに、一本買った(笑)



工場の屋根の上にシーサー。工場をお守り下さい。


瑞泉酒造を離れて、お昼ごはん。そばをもう一杯。

首里そばにて、

首里そばとじゅーしー。
断面の丸い麺。うまかった。


空港でも待ち時間に、やっと一杯。

オリオンビールと島らっきょう、もずくで。


那覇から羽田経の移動は行きと違い普通席で。しかし、ポケモンジェットで移動。人生2回目。


ビール工場で始まり、泡盛工場で終わる。色々充実したたのしい旅行だった!


旅行中は、あまり台風の影響も受けずにすんだけど、これを書いている今(8/5)は、沖縄は台風9号直撃で大変らしい。
きっと大丈夫だろうけど、負けずにがんばってください。