Take it easy.

とりあえず,肩の力を抜け.

演奏会終わって

昨日は所属するオーケストラの第33回定期演奏会
定期演奏会は2年8か月ぶり。本当は二年前の今日にやる予定だったはずが、コロナ禍によりずっと延期になっていたものを、ようやくやることができた。
5月にもう一度集まって合奏ができた時、演奏の内容は心配だったけど、とにかくスタートが切れたことが嬉しかったし、オンラインの打ち合わせから集合練習までことある毎に「今回の演奏会は何としてもやりたい」と言い続けて、本当に本当にやっとやることができて、とても安堵したし、とても嬉しかった。
夏を迎えて、日に日に感染者が増える中、みんな心配だったと思うのだけど、ちゃんと取り組んでくれた団員、そしてエキストラの皆さんに感謝することしきりで、本当にありがたい。
オーケストラとしては、コロナ禍であるがゆえにあきらめたこと、逆に取り組めたことも多かったはずで、こういうのは財産になるんだろうと思う。

場所ははじめましてのホール、カルッツかわさきのホールで。
初めに入ったときは、奥行きがなく幅が広いホールで「こういうホール、音が発散してしまって、ウチは苦手なのでは?」と思ったけど、そんなことはなかった。
よく聞いた声が、ミューザ川崎のように、自分ひとり音しか聞こえないということはない。とのこと。ミューザ川崎。。。
ちなみに直前に使った、所沢市民文化センター、ミューズのアークホールはとても良かった。ぜひ本番を一度はやりたい。

演奏面では、、、
今回は、前半にメンデルスゾーン交響曲第一番、メインにはドヴォルザーク交響曲第七番というプログラム。
メンデルスゾーンは2ndで乗った。
久しぶりのロータリートランペット、しかも低音域が多く、ちょっと苦労したけど、最後は何とかできたかなぁと。
ちょっと練習の手を抜きすぎたのは反省。

ドヴォルザークはトップ。
大好きな縦C管を使ったけど最初から最後まで音程に苦労しており、ずっと高かったのだけど2ndに乗ってくれたはじめましてのエキストラさんがしっかりつけてくれたので、とても気持ちよく吹けたけど、余計な苦労をさせてしまったのは本当に申し訳なかった。
一楽章はあまり集中できておらず、二楽章から立て直したけど、三楽章で裏拍で吹く分を間違えて表拍で吹いてしまったり、その動揺がつづいたり。
それでも最後音の残響がとても気持ちよく、やはりステージで演奏するのは楽しい。

これからも大変なことが続くと思うけど、そういう部分も含めてこのオーケストラを楽しみたいなと思える日だった。
またがんばりましょう。