Take it easy.

とりあえず,肩の力を抜け.

演奏会終わって

12/17に所属しているオーケストラの定期演奏会を終えた。昨年8月の演奏会以来16か月ぶりの開催。
今回は、、、以前からの課題というか、抱えていた問題を解消したく、オーケストラの組織体制の根幹を変更してから挑んだ最初の演奏会。これはオケ設立以来の大きい変更(多分、次点は運営体制変更)で、もうすっかり仕切り直しの演奏会だった。

コロナ禍を経てオンライン会議がやりやすくなったけれども、これをいいことに役員会もオンラインでたくさん実施し、このオーケストラの在り方を見直してきた。
こういうのを嫌がらず、かつ思慮深くて忌憚のない討論ができる役員メンバーには本当に助けられている。
余談1:団長をやっているけれども、自分の実務ぽいものはほとんどなく、顔や飾りに近い。これもひとえに他の役員がバリバリやってくれるからであって、これは本当にありがたい。
余談2:オンライン会議が定着したのは、何も仕事だけではなくて、こういう時の役員会、打ち合わせにも役立つのだなー。なんて。

組織体制の変更はちゃんと機能するのか心配ではあったけれども、誇張ではなく団員一人一人が頑張ってくれた甲斐があり、初回の練習からたくさんの出席者がいて、楽器を吹いていてもちょっと雰囲気が違うね、良いね。と思いながら過ごしてきた期間だった。

今回のプログラムは、来年生誕200周年のアニバーサリーイヤーに先駆け、スメタナの連作交響詩「わが祖国」全曲を演奏。
オケ経験のある人は分かると思うけど、演奏機会が割とあるモルダウ、あれは結構きついのですが、わが祖国はあれを6曲集めたようなしんどさ、キツさで、本当に大変だった。
今回もトップを務めた。ただ、今回は強力なメンバーを迎えて楽させてもらったのですが、けどそれでもきつい。
本当に大変だったけれども、演奏はオケとしても、トランペットとしても、力強い素晴らしい演奏ができたと思う。
トランペットなので、後ろでふんぞり返っていることが多い(違)けれども、後ろから観て、聴いていて、このオケを立ち上げたときの感覚、、、これからのことにワクワクするような感覚が、一瞬ではあったけれども感じられた。
だから何?という話であるけれど、そういうことは多くあることではないので、何か意味があることなんだろうと思う。

ここまで書いておきながら、個人的には、特に曲に思い入れがあったわけでもなく、また仕事の多忙さや、練習環境の変化(これは前から)もあり、楽器練習のモチベーション維持に苦労していて、あまり積極的に練習ができなかった。
最後にぎりぎり何とか、、という感じ。
自分は日々の練習を積み重ねないと上達しないタイプで、練習していなければしてないどおりの演奏しかできないので、本当に良くない。
これは猛反省だった(なので、さっそく3分練習した)。

団長を務めてこれでやっと6回。振り返ると常にイベントか何かがあるのですが、これも経験。
これからもかんばりましょう。

好きな景色。このホールのステージからの眺めは特に好き。
恒例ネタTシャツ。「どこに売っているんですか?」「ネットで検索するとトップに出る。」「いや、そのキーワードで検索しない」

追記1:はじめは縦C管を使うつもりだったのだけど、縦B管で練習を始めてそのままになってしまった。ずっとC管続きでB管使いたかったので、まぁ良し。
追記2:今回、衣装が礼服か黒ワイシャツに変わったので黒ワイシャツとスラックス仕立てたのだが、ワイシャツの襟ってほんといろんな形があるんだな。仕事ではノーネクタイが定着していて、普段はボタンダウンを着ており、今回もそうかなと思っていたら、「ボタンダウンだとカジュアルですね。」との事で、カッタウェイという形にした。襟の角度が水平より開いていて、これもノーネクタイ前提らしいけど、フォーマルでも着れると。実はここが今回の個人的ポイントだったりした。